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薪ストーブのお手入れ方法・煙突掃除や薪の入手方法も紹介

遠赤外線効果で芯から体に温もりを与えてくれる薪ストーブ。

薪ストーブは手がかかりますが、手がかかった分だけ喜びも得られます。

薪ストーブがあると家族や仲間が自然に集まり、おしゃべりに花が咲きます。

ゆらめく炎をただ眺めているだけでもあじわい深いものです。

ただし、それも日頃のお手入れがあってこそ。

この記事では、薪ストーブのお手入れ方法を紹介しています。

薪を手に入れる方法も紹介しているので、ぜひ読んでみてください。

薪ストーブのお手入れ方法

薪ストーブは、炉で薪を燃やすため、すすや灰で汚れてしまいます。

煙突にはタールが付着するため、そのまま使い続けると火災や事故の原因になりかねません。

そのため、薪ストーブは定期的にお手入れすることが大切です。

灰の処理方法

薪ストーブを使うと、炉の中に灰がたまります。

灰は常に1~2cm程度積もっている状態が理想的です。

この状態を保っておくと、薪に着火しやすく、熱による炉への負担も軽減できます。

しかし、灰があまりにも多くたまってしまうと使いにくくなってしまうので、金属など、燃えない素材でできた灰取りバケツを用意して、その中に余分な灰をすくって入れておきます。

まだ火が残る灰が含まれている可能性があるので、灰は灰取りバケツの中に必ず48時間以上保管してから、自治体のルールを守って処分してください。

ガラスのクリーニング

薪ストーブを繰り返し使用すると、扉部分のガラスにすすが付着して汚れてきます。

このガラスのクリーニングに活躍してくれるのは新聞紙です。

湿らせた新聞紙に灰をつけてガラスを拭くだけで、それほどひどくないすす汚れなら、十分に落とせます。

しかし、長年、お手入れをせずに放置された薪ストーブのガラスのクリーニングは大変です。

このように頑固なすす汚れは、専用のガラスクリーナーを使わないと落とせません。

すす汚れがひどい場合のガラスクリーニングの手順です。

1. 薪ストーブが熱をもっていないことを確認します。

2. 養生のために、ガラスの下に古新聞を敷きます。

3. ガラスクリーナーをガラスに噴射しながら、布で繰り返し拭き掃除します。

4. きれいになったら終了。

どうしても取り除けない頑固なすす汚れは、ガラスクリーナーを吹きつけたあとラップをしてしばらくおいておくと取り除きやすくなります。

煙突掃除の方法

薪ストーブを使い続けると、すすやタールが煙突内にこびりつきます。

タールは、よく乾ききっていない薪を燃やすなどした際に発生しやすく、そのまま薪ストーブを使い続けると火事や事故につながる可能性があるため注意が必要です。

薪ストーブを使う頻度にもよりますが、シーズンが終わったら、必ず煙突掃除をしましょう。

DIYで煙突を掃除する際は、ホームセンターなどで手に入れられるワイヤーブラシと煙突用の掃除棒を使用します。

ワイヤーブラシは、煙突の径に合ったものを使わないと煙突内を傷つけてしまうので注意が必要です。

煙突のトップは、チャンネルブラシを使って汚れを落とします。

煙突掃除の手順です。

1. 薪ストーブと煙突を分離します。

2. 分離したら、煙突の下側をゴミ袋で包みます。

3. 屋根にのぼり、煙突のトップを外して掃除します。

4. 続いて、煙突内を煙突用の掃除棒に取り付けたワイヤーブラシで掃除します。

5. 煙突下にセットしたゴミ袋にたまったすすやタールを処分します。

煙突掃除が終わったら、ゴミ袋にたまったすすの状態を確認してください。

タールが多い場合は焚き方に問題があるので、次のシーズンに改善しなければなりません。

サラサラのすすであればパーフェクトです。

DIYで煙突掃除をする際は、ヘルメットや作業用のゴーグル、手袋、マスクなどの装備が必要です。

薪ストーブの煙突掃除はDIYでも十分に可能ですが、屋根にのぼる必要があるので、危険だと感じる場合は業者に依頼してください。

薪の入手方法

画像引用:ファイヤーサイド https://www.firesidestove.com/

薪ストーブを使う際は、温度や燃焼時間をコントロールするために「細い薪」「太い薪」、そして「中間サイズの薪」の3種類の薪を用意するのが基本です。

細い薪は、着火(焚きつけ)の際に使用します。太い薪と中間サイズの薪は、燃焼時間で使い分けます。

薪はホームセンターで購入可能です。相場はひと束(6~10本)で800円程度です。

ただ、この量だと夕方から夜に薪ストーブを使用するだけでなくなってしまいます。

シーズンをとおして使う場合は、やはり山の管理者の方などに相談したり、組合に参加したりするなどして自力で手に入れないと、金銭的負担は大きくなりがちです。

まとめ

薪ストーブには、暖房器具としてだけではなく、何か人々の心を満たしてくれるような魅力があります。

「熱量がとても多く室内が乾燥しやすい」「煙がクレームになる可能性がある」などのデメリットもありますが、エアコンとはまったく異なる薪ストーブのやわらかい温もりは、多くの人を引きつけます。

家づくりについて詳しく知りたい方は、ぜひヘッジハウスまでお気軽にご相談ください。

お問い合わせは↓こちらまで。

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